「Labo3000に聞く」 聞き手 猫じゃらし 2018・5・2
(猫) 「今日はLabo3000さんに2枚のEPについてを主に聞きたいと思います。」
(Labo)「はい。よろしくお願いします。」
(猫) 「まずファーストEP「11−15 Ep」を作った経緯についてお聞きしたいです。」
(Labo)「「11−15 Ep」は2011年から2015年に制作したトラックの中から選んでEPと
してまとめたものです。2011年の東日本大震災以降に制作したトラックは、完成度を
上げるというより、ラフスケッチ的なものとして、その時の社会状況や環境に影響を受け
た自分の内面というか精神性を、抽象的に音楽として表現したトラックたちです。」
(猫) 「EPを作るきっかけは東日本大震災ですか?」
(Labo) 「東日本大震災の後しばらくは、音楽を聴く気が起きませんでした。たまにネットラジオで
クラシックを聴く位でした。制作したトラックも2011年は1曲位だと思います。20
11年にDt4という曲を制作しました。当時のDOMMUNEでデトロイトテクノ特集を聴い
て寝て、次の日に自分なりのデトロイトテクノをという感じで、Dt4を制作し始めまし
た。その後2015年までに何曲か制作していて、2011年から2015年の自分なり の心象風景的な音楽をEPとしてまとめたいと思い、「11ー15 Ep」を制作し、
bandcampで2016年1月に販売し始め、その何ヶ月か後に、iTunes storeなどで販売 し始めました。」
(猫) 「Evol-EP」を作った経緯とタイトルのEvolについて教えてください。」
(Labo) 「「Evol-EP」は2017年にリリースしました。2017年とかその前からですけど、日 本や欧米の政治状況や社会情勢がつらいものと感じてました。多くの人たちもつらいと感 じてたのかもしれません。それで愛みたいな言葉Loveという言葉を使ってEPをまとめた いと思い、Loveを逆さにしてEvolにしました。元ネタはあります。」
(猫) 「「Evol-EP」のMake Love Not HateやKurakura suruやLabo-338という曲には、快楽的 なものや、トランス的なものを感じますが、どういった意図がありますか?」
(Labo) 「さきほど言った社会情勢がつらいと感じたのもありますし、20世紀の頭でっかちな感 じに対するアンチテーゼ的な感じで、身体的、フィジカルを取り戻したいとぼんやりここ 何年か考えていて、そこから身体的、快楽的、祭り的、トランス的などの感覚を深めて
表現したいと思いました。」
(猫) 「Make Love Not Hateの音の定位が変わってますが、意図はありますか?」
(Labo) 「最初は定位を修正できないという感じでしたが、時間が経つにつれて、優等生的なEPや きっちりしすぎのEPだとつまらないと思い、変なところ、違和感みたいなのが入ってる 方がいいと思い、この定位でリリースしました。」
(猫) 「2枚のEPを作る上で、影響を受けた音楽は何でしょうか?」
(Labo) 「色々ありますけど、クラフトワーク、ニューウェーブ・ポストパンク、デトロイトテク ノ、ダブ、エイフェックスツイン、ファンク、クラウトロック、電子音楽、現代音楽、
アシッドハウス、Les Petits Pilousの「Bielle-EP」とかでしょうか。」
(猫) 「今後のLabo3000の活動について教えてください。」
(Labo) 「2枚のEPをもっと世の中に広めたいです。もっと流通させたいです。日本にかぎらず
世界中に。2018年の7月と9月にライブをやる予定です。(その後9月のライブは
中止になった。)(2019・1・26 補足)いつも一人でライブをしていましたが
、7月のは何人かでライブをする予定です。楽しみにしていてください。」
(猫) 「最後に、最近聴いてる音楽ってありますか?」
(Labo) 「色々聴いてます。昔から好きだった、サロンミュージックやバッファロードーターや細
野晴臣さんなどを聞いてます。あとTwelveもよく聞きます。新譜はMGMTのアルバムが
好きで、Spotifyやyoutubeで聞いてます。」
注)Labo3000と聞き手の猫じゃらしは、同一人物です。